観光客が"ワァー、すごい”と鮎壺の滝を眺めて第一声を上げる、その背後には溶岩塚があります。
そこに自生するアラカシ、樹幹の白い斑点のことです。
薄汚れた幹に、まん丸の4センチくらいの苔?カビ?・・・見事すぎるので、急遽調べました。
梅の木に発生するウメノキゴケでもなさそうで・・・形状から葉状地衣類のコフキメダルチイ(粉吹メダル地衣)と判った。
本当!メダルそのもの。
さらに、その幹には1センチほど、鮮やかな黄色の地衣類もついていました!
こちらは鮮やかすぎて、”ロウソクゴケ”と直ぐわかった。黄色のローソクの染料に用いていたらしい。
なるほどねと・・・日陰の苔の名前を知って、見える世界が広がりました。
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