伊豆半島ジオパークの一サイト”鮎壺の滝”の岩のこと。
先日、河原に降りる用事があり、下から滝や周囲を眺める機会を得た。
その際、アオサギが休んでいる岩、コツゴツして、水に浸食されていない大岩の裏(北面)を回ると・・・
稠密な断面に整然とした矢穴の列を発見!
岩を剥ぎ取り、さらに切り出そうとして、中断した痕のようです。
岩の南面は一昨年の大雨の前までは、ヒャクナゲが根を張っていて、周囲の玄武岩とは違う雰囲気を漂わせていたため、注目していました。
矢穴が残る岩はこれで三か所目。今回は岩の運搬口の傍でもあるようだし、最近まで作業していたような生々しさでした。
以上
鮎壺の滝には、自然景観だけではなく、地域の産業、歴史を刻んだ矢穴もあるよという報告です。
*1,2か所目の、オオバンと矢穴石は、こちら。イソシギと矢穴石は、こちら。
*画像はクリックで拡大します。
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